「パンツは苦手」「下半身が気になるからスカート派」――そんな声をよく耳にします。しかし実は、ぽっちゃりさんこそパンツスタイルで“整える”ことができます。大切なのは、細く見せようとするのではなく、縦ラインと重心バランスを意識すること。シルエット選びを間違えなければ、パンツは最強の味方になります。
まず王道なのがテーパードパンツ。腰まわりにゆとりがあり、裾に向かって細くなるシルエットは、自然な細見えを叶えてくれます。センタープレス入りなら縦ラインが強調され、きちんと感もアップ。オフィスにも普段使いにも対応できる万能アイテムです。ヒップが半分隠れるトップスや、前だけ軽くインする着こなしで重心を上げるのがポイントです。
次にワイドパンツ。ゆったりしているから安心、という理由だけで選ぶと膨張して見えることもあります。選ぶべきは、腰まわりはすっきり、太ももから自然に落ちるタイプ。落ち感のある素材なら縦の流れが生まれ、横に広がりません。ハイウエストデザインを選ぶと脚長効果も高まります。
そしてストレッチスキニー。敬遠されがちですが、伸縮性が高くサポート力のある素材なら、ラインを無理なく整えてくれます。重要なのはサイズを小さくしすぎないこと。トップスとのバランスを取り、縦に開く羽織りをプラスすることで安心感が生まれます。
デニムならストレートやセミテーパードがおすすめ。ピタッとしすぎず、ワイドすぎない“ちょうどよさ”が体型を自然に整えます。濃色を選ぶと引き締め効果も期待できます。
どのパンツにも共通するポイントは、①縦ラインを作ること、②重心を上げること、③裾にたまりを作らないこと。この3つを意識するだけで、印象は大きく変わります。
ぽっちゃりさんのパンツスタイルは、「隠す」ものではなく「整える」もの。体型を否定せず、自分のラインを活かす意識を持つことで、パンツコーデはもっと自由で楽しいものになります。自分に合う一本を見つけて、自信の持てるスタイルを楽しみましょう。